学習方法

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ここでは勉強が「苦手、続かない」という人向けの学習方法を記載していきます。
自分なりの学習方法を確立しているのであればここを参考にする必要はありません。

流す力

基本的には書籍なりサイトなり、ひと通り最後まで読んで(見て)触れてください。

大事なのは1つ1つの意味を内容を理解していくことではなく、「こういうコトが出来るんだ」ということを知ることです。

WEB言語(HTML,CSS)の内容ではあまりないかもしれませんが、プログラミングの勉強で挫折しやすい、躓きやすい人の傾向として理解が及ばない部分があると何故そうなるのかをはっきりさせないと次に進めない人が一定の割合でいます。

※ここではWEB言語もプログラミングの1つとして話します。

1+1がわからないとか、漢字が読めないなどといったレベルであればそれは調べたりもっと根本的な部分から勉強し直さないといけないですが、プログラミングの勉強では「とりあえずそうなるモノなんだ」と割り切って流す力が必要です。

1P目からすべて理解していかないとどうしても気が済まない!
疑問に思った部分を放って置くほうが挫折につながる!

という人であればもうしょうがないですし、それでやり続けられるのであれば当然そのスタイルで問題ありません。
私自身も基本的には調べたくなるタイプです。

勉強の習慣がない人や挫折しやすい人であれば、いまいちわからないところはそのままでもよいという意識を持っておいてください。

理由はいくつかありますが、教本に載っている内容はすべてが重要という訳ではないコトと、繰り返し触れているうちに理解出来るようになるからです。

調べる力

冒頭にて「こういうコトが出来るんだ」というコトを知るのが大事と言いました。

それに繋がる話ですが、プログラミングをする上で調べる力というのが凄く大事なります。
理解するコトや暗記する力よりもその力さえあれば大抵のことは乗り切れると言っても過言ではありません。

しかし、そうは言ってもある程度の形を覚えることは大事です。

CSS(WEBページのデザインを形成する言語)であれば、

○○○{
	△△△△: □□□□;
	△△△△: □□□□;
}

○や△に入る文字はその都度かわりますが、基本的には上記のような形で書いていくことになります。
(ここでは深く考えず「そうなんだ」くらいに思ってください)

この形が言ってしまえば1つのある程度の形です。

この形を覚えCSSでは何が出来るかさえわかっていれば、CSSという言語を1つ1つ暗記しなくてもその都度調べることで制作することが出来るようになります。

例えば、CSSのプロパティ(上記の△に入る部分)はざっとこの程度あります

このプロパティ名を1つ1つ覚えなくても、「背景色を変えることが出来る」「文字の大きさや文字色を変えることが出来る」というコトがわかってさえいれば、google検索で「CSS 背景色変更」「CSS 文字サイズ変更」と打てばどのプロパティを使えばいいかすぐ出てきます。

実際に仕事に入り数をこなすまではなかなか分かりづらい部分かもしれませんが、同じ比率でまんべんなく各プロパティを使うことはなく、だいたい使うプロパティは決まってきます。
そしてよく使うモノは自然と頭に入っていき次第に調べなくても済むようになります。

1つ1つについて最初にしっかり覚えていかずとも「CSSはこういうことが出来る」ということを知ってさえおけばとりあえず制作することは可能になり、効率よく学習を進める上で大事なコトになります。

ですのでひと通り読み終わったあと、触れ終わったあとに完璧に覚えている必要はないのです。
本当に頭の中に入っていくのは実際に仕事をこなすようになってからと言っても過言ではありません。

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