コーダーを勧める理由

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コーダーを勧める理由

コーダーを勧める形で話を進めて行きますが、厳密に言うとデザインも出来るコーダーという立ち位置です。
仕事の割合で言うと8割コーディングで2割デザインといった感じです。

ではなぜコーダーに重きを置くかと言いますと、理由は単純に未経験でお金を稼ぎ出すのに効率がデザイナーに比べて良いからです。

ただこれは私自身がデザインがあまり得意ではないという要素が大きく主観として入っているので、デザインが好きで得意であるという人であればコーディングよりデザインの方が稼ぎ出すのに効率が良いという人もいるかと思います。

次に、私自身がデザインよりコーディングの方が稼ぎ出すのに効率が良いと感じる点を挙げたいと思います。

ここも後で詳しく話しますが、フリーランスで働こうとする場合、人脈がないのであればクラウドソーシングサービスに頼る形になります。
クラウドソーシングサービスの代表的なサイトといえば、「クラウドワークス」や「Lancers」といったサイトが有名です。

これらのサイトの中では様々な人材を探しているクライアントさんがいますが、この中でデザイナーやコーダーを募集しているクライアントさんを探しコンタクトをとる形になります。

その募集形式の中には大きく分けて2つ「プロジェクト形式」と「コンペ形式」というモノがあります。

■プロジェクト形式

クライアントさんが「こういった仕事をして欲しい」という募集をサイト上に掲載します。
それに対して「私だったらこの位の予算でこのようなコトが出来ます」という提案をクリエイターの方々がして、1番条件が合う人が選ばれ契約となりそこから制作が進んでいく形になります。

■コンペ形式

コンペ形式もクライアントさんの導入の仕方自体は同じで、「こういったイメージのモノを制作して欲しい」という募集をサイト上に掲載します。
ただしプロジェクト形式と違うのは契約前にクライアントさんの要望のモノを制作しなければならず、複数のデザイナーの作品がクライアントさんの元に集まります。
その中で1番クライアントさんのイメージに近い作品が選ばれ、多少の修正があれば修正をし納品という流れになるのがコンペ形式です。

イメージとしては何かのコンクールに応募するようなイメージです。
時間をかけて制作しても選ばれなければ、お給料は発生しないというモノです。

2つに関して簡潔に説明しますと、このような形です。

そして、デザイン関係の仕事はコンペ形式が多いです。
時間やお金に関して余裕があり、成長のために経験を積んでいきたいというのであればそれもまたよいと思いますが、駆け出し、ベテランに関わらず様々なデザイナーさん十数名の中から、もらえる金額によっては数十名集まる中から選んでもらうというのはなかなか難しいモノです。

もちろんデザインに関しましてもプロジェクト形式での募集もありますが、実際の完成品を提案として出す訳ではない為、過去にどういった作品を作って来たかなどが選考の基準になるのですが、駆け出しの頃だとほとんど作品がなかったり、受注した実績がないのでどうしても実績あるクリエイターより敬遠されがちになってしまいます。

また、駆け出し時期を過ぎても私はコーダーとして活動するコトを勧めます。
デザインは本当にデザインするコトが好きでないとクライアントさんの要望に応えるのが大変でコスパが悪いからです。

表現の仕方はあまりよくないですが、デザイナーとして突き抜けない限りデザイナーはクライアントさんの奴隷的な要素が強いです。
クライアントさんが納得するモノを作り上げるまで作り直しをさせられ続けます。

こう言葉にするとつらそうなイメージだけが先行してしまうかもしれませんが、作り直しや修正があまり入らないようにクライアントさんのイメージと乖離があまり起きないような制作の仕方というのも経験を積んでいけば出来るようにはなっていくとは思います。

ただそれでもコーディングに比べるとスムーズに納品までいかないイメージがありますし、経験上たいていサイト制作の中で予定通りのスケジュールで行かず押すのはデザインの仕上がりです。

その点コーディングは、設計図(デザイン)通りに仕上げればよいだけなので最初に確認をしっかり取っておけば問題は起きにくいです。
仮に修正が入ったとしても当初の仕様にない部分であれば、費用を追加するコトも出来ますし、自分のミスであれば当然納得出来ます。

また駆け出し時期の話に戻りますが、WEBデザインの案件であれば1サイト分もしくは最低でも1ページ分といった単位での仕事が多いですが、コーディング案件は小さい内容で募集が出ているコトも多いです。

例えば、1ページのコーディングではなく1ページの中の1部分のコンテンツを追加であったり、バナーの貼替え、リンクやテキストの修正だけといったモノもあります。

全く知識のない状態でコンテンツ、バナー、リンクなどの単語を聞いてもあまりよくわからないかもしれませんが、建築で言うと1軒もしくは、1部屋新たに増築という案件ばかりではなく、壁紙(クロス)の交換だけあるいは電球の交換だけという仕事もあるというコトです。

案件詳細画像

一例ですが、上記画像は見出しに関してだけの依頼です。

このような小さめな案件であろうと1つの受注実績にはなり、クラウドソーシング上では受注実績数はクライアントさんが人選する際に重要な判断基準の1つになりますので、コツコツ稼いでいくコトがのちの大きな案件に繋がります。

まだまだ挙げだせばお勧めする理由は出てきますが、以上のようなコトから私はコーダー職を中心に活動していくコトを勧めます。

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