月に3万位の稼ぎで良い場合
覚えておきたいスキル
- HTML
- CSS
上記2つはコーダーとして必須の言語になります。
かなりシンプルなサイトであればこの2つの言語で制作するコトが可能です。
HTMLとCSSの基礎だけ覚えただけでは3万稼ぐのはなかなか難しいですが、例えばCSSにはCSS3というバージョンがあり、これを利用すれば後述するJavaScript(jQuery)と同じようなことが一部出来たりするため制作の幅が広がります。
月に10万位の稼ぎで良い場合
覚えておきたいスキル
- JavaScript(jQuery)
実際のところ、HTML・CSSとセットでふれておきたい言語です。
jQueryとはJavaScriptという言語を簡単に扱えるようにしたモノで一般的にはJavaScriptのライブラリという位置にあるモノになります。
ただここでいうJavaScriptはガチで極めていく必要はありません。
書籍で言えば入門書を1冊流すくらいで、「これがJavaScriptか」と思えれば良いです。
HTMLやCSSとは違いプログラミング感を受けると思います。
しっかり学んでいけば複雑なゲームまで作れるようになったりしますが、一般的なWebサイトの制作であれば使うモノもだいたい決まってきますので、正直ネット上に掲載されている内容をコピペでだいたい対応出来ます。
雑に挙げてしまいますが、小規模なサイト(10P未満のコーポレートサイト系)で使うJavaScript(jQuery)は
- スムーススクロール
- 要素の表示・非表示切り替え
- スライドショー
- モーダルウインドウ
- フォームまわりの制御
くらいだったります。
ほぼjQueryで対応出来、サイト制作の現場ではこういったことにJavaScript(jQuery)使います。
※アニメーションを多用するサイトであったりアーティスティックなサイトの場合だったりすると理解がある程度ないと難しいです。
スムーススクロールは、ページTOPへ戻る際であったり、ページ内のどこかにボタンをクリックして移動する際にぬるっとスクロールする動作です。このブログの右下にもついています。
要素の表示・非表示は、アコーディオンメニューであったり、コンテンツの文章の表示切り替え、ページスクロールでふわっと下からコンテンツ表示あるいはサイドからスライドイン表示などです。
このブログのWEB制作記事ページのサイド(スマホでは下部)にあるカテゴリメニューの+をクリックした際の挙動などもこの部類に入ります。
スライドショーは多くのサイトで見かけると思いますが画像が次々に切り替わるモノです。
モーダルウインドウは現在見ているページの上に重ねて別ページ風に何かを表示させたい時などに使います。ピンとこない方はモーダルウインドウで調べると「見たことある!」とは思うと思います。
フォームまわりとはコンタクトフォームなど何か情報を送信する<form>タグ関連で使う部分での利用になり、入力チェックであったりチェックボックスあるいはラジオボタンの選択によっての表示切り替えなどに使います。要素の表示・非表示と重なる部分もあります。
雑にといったように勿論これら以外に利用するケースはありますが、大体使うモノは決まってきます。
そして、スムーススクロールや要素の表示・非表示、フォーム周りで使うコードなどはネット上に溢れていますし、スライドショーやモーダルウインドウなどは自分で作らなくてもjQueryプラグインというモノを利用すれば、簡単に実装出来る便利なモノがあります。
これらに触れる際に抵抗なくさわれるように、JavaScript(jQuery)がどういうモノか何となく触れておくといいですよ的な意味合いで入門書を1冊流すくらいでと言いました。
深い理解はしなくても何となくふれておくだけでも、多少のコードの改変(数字を変えて変化を変えたり)は出来るようになります。
ですので、1からプログラムを書く必要がなく、前のページでも話しましたが調べる力となんとなくの基本がわかっていれば乗り越えられます。
またそうやって触れているうちに理解も深まっていくのでそこでもっと出来ることを増やしたいと思えたら勉強するとそこからの成長は早いと思います。
月に20万以上稼ぎたい場合
覚えておきたいスキル
- WordPress
- PHP
いままで挙げたスキルは言語と言われるモノだったのですが、ここで挙げたWordPressというのは言語ではなく、ソフトウエアというモノになります。
そのWordPressというソフトウエアを制作している言語がPHPという言語になります。
ここではWordPressというものに関して詳しく説明はしませんが、このWordPressというモノを利用してWEBサイトを制作する案件が世の中には多くあり、また扱うにはそれなりの知識が必要となるのでこれを利用した制作は単価が上がり、結果よく稼げることに繋がります。
ここで挙げたPHPという言語に関しても先の項で挙げたJavaScriptと同じでガチで極めていく必要はありません。
極めていけばWordPressのようなモノ自体が作れるようになったり、仕事の幅もかなり広がりますが、WordPressを使う際に多少触れていくことになるので、少しは触れておいた方が良いですよ的な意味合いでここでは挙げてあるだけです。
プログラミング言語に関して
覚えておきたいスキル、JavaScript・PHPなどと書かれているとまったく触れたことがない人からしたら、それに関して全部覚えなきゃ、理解しなきゃいけないんだ…などと思う人もいるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。
どの言語にも言えることですが、その言語に関して全てのことを理解しないと制作が出来ない訳ではなく、必要な時にその都度調べていけば問題ありません。
この辺は人と人との間でコミュニケーションを取る際の言葉と同じようような感覚だと思います。
すべての言葉を知らなくてもコミュニケーションは取れるモノです。
収入目安に関して
大体の感覚で3万、10万、20万とわけましたがあくまで目安なのでHTMLとCSSだけのスキルでも案件との巡り合わせがよければ10万いくコトもありますし、1万くらいで終わってしまうこともあります。
WordPressを使って普通に制作が出来るくらいになれば、稼げる額は安定とまでいうと甘いかもしれませんが自身の中に余裕は出来て来ると思います。
だいぶ大まかな目安ですが、WordPressで1つのちょっとした企業サイト(5、6ページ)を作るとした場合10万前後入ってきます。
ページ数や追加する機能によっては1案件で20万、30万というのも割と普通にあります。
ですので、月20万程度でイイやと思っている人であれば1つの仕事を受けるだけでかつ、10日前後の稼働で1ヶ月分稼いでしまうコトも出来ます。
もちろん1ヶ月の中で何度かそういった案件を必ず受注出来るという保証はないので、月によって差は出ます。
つまり60万稼ぐ月もあれば、20万程度で終わってしまうコトもあるというコトです。
また段階的にわけましたが、稼ぎ出すのはWordPressの学習に入らずともある程度HTMLとCSSがわかってきたら依頼を受けてみることをオススメします。
その辺りに関しましてはまた別のページにて記載していきますので、のちほどお読みいただけたらと思います。
とにかく出来るコトは多い方が良いです。