新しくXAMPPをインストールした場合、phpMyAdminにはパスワードの入力なく入れてしまいます。
そこで、Mac版XAMPPのphpMyAdminのセキュリティ対策、ログイン設定に関して記載していきたいと思います。
1.phpMyAdmin ログインパスワード設定
ターミナル起動
ターミナルの場所はFinderを起動させて、「アプリケーション」>「ユーティリティ」の中にターミナル.appとしてあります。
もしくは、Launchpadを起動させ、特に配置設定を変えていなければ「その他」の中にターミナルはあります。
起動すると下記のような画面が表示されます。
[ターミナルを起動]
↓
[su と入力](rootユーザーに切り替えます)
↓
[rootユーザーのPasswdの入力]
ここで、su: Sorry と出てしまい先に進めなくなった場合、rootユーザーを有効にしていない可能性が高いです。
その場合は、rootユーザーの有効・無効の切り替え -Mac- のページの「3.ターミナルをrootユーザーに切り替える」の部分を参照してrootユーザーを有効にしてください。
リンク先ページの1の部分の方法でも良いのですが、若干ややこしくなりますので3を参照し、[sudo passwd root]を利用して設定してください。
↓
[/Applications/XAMPP/xamppfiles/bin/mysqladmin -u root -p password と入力]
↓
[Enter Passwd と出ますが、何も入力せずにエンターキーを押します]
↓
[New Passwd と出ますので、設定したいパスワードを入力]
↓
[Confirm new password と確認の為もう一度入力出ますので、再度入力]
↓
[exit と入力してrootユーザーから一般ユーザーに切り替えます]
↓
[ターミナルでの作業完了]
config.inc.phpの編集
次に、下記ルート先にあるconfig.inc.phpをテキストエディタで開きます。
/Applications/XAMPP/xamppfiles/phpmyadmin
使用しているverによって多少の違いがあると思いますが、28行目あたりに、
/* Authentication type */
$cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'config';
$cfg['Servers'][$i]['user'] = 'root';
$cfg['Servers'][$i]['password'] = '';
という部分があると思います。この部分の、
「auth_type」を「cookie」へ
「password」に「上部で設定したパスワード」を入れてください。
/* Authentication type */
$cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'cookie';
$cfg['Servers'][$i]['user'] = 'root';
$cfg['Servers'][$i]['password'] = '設定したパスワード';
このような感じです。
ちなみに、「auth_type」の部分がconfigだとログイン画面が表れず、そのままログイン出来ます。
cookieにするコトで、毎回パスワードを求められるようになります。
2.rootユーザーを有効にするコトによって起きる問題
問題としましたが、実際は問題というほどのコトではありません。
この問題に気づくのはMacを再起動した時です。
アカウントに、「その他のユーザー」という選択が追加されています。
rootユーザーの有効・無効の切り替え -Mac- 4項の通り、rootユーザーを無効にすれば消えます。