
CPUの温度確認には特別アプリをインストールする必要はなくターミナルを使って簡単に確認するコトが出来ます。
1.CPU温度のみの確認
ターミナルを起動し、下記コマンドを入力する。
sudo powermetrics | grep -e "CPU die temperature"
パスワードを求められますので、入力してください。
特別root権限に関する設定をした記憶がなければ、ここで入力するパスワードはPCを起動させログインする際に入力するパスワードと同じです。
すると、下記のような出力がされます。
CPU die temperature: 54.05 C
CPU die temperature: 53.94 C
CPU die temperature: 53.59 C
CPU die temperature: 53.34 C
数秒おきに現在の温度が出力されていきます。
出力を止めたい場合は、ctrl + c を入力すれば実行を止めるコトが出来ます。
出力が1回だけで良い場合は下記のコマンドになります。
sudo powermetrics -n 1 | grep -e "CPU die temperature"
2.CPU温度以外も取得
sudo powermetrics
上記のみを入力すると様々な情報が出力されます。
ただ、そこまでの情報は要らないと思います。
CPU温度関連の情報だけでよければ下記コマンドで十分です。
sudo powermetrics | grep -C3 "CPU die temperature"
下記情報が出力されます。
CPU Thermal level: 0
IO Thermal level: 0
Fan: 1265.44 rpm
CPU die temperature: 49.92 C
CPU Plimit: 0.00
GPU Plimit (Int): 0.00
Number of prochots: 0
Fanの部分が冷却用ファンの回転スピードになります。
ここが0だと動いていないことになります。
3.まとめ
ファンの制御なども行いたい場合はプログラムを追加することで実行出来ますが、ファン制御出来るアプリを入れてしまった方が何かと便利だとは思います。
また温度確認も頻繁に行う場合は常に表示出来るアプリを入れるか、本日紹介したコマンドをAppleScriptで実行出来るようにすると便利かと思います。