仕事の受注方法

web言語ロゴ

ここではコーダーを勧める理由の章で少しふれた仕事の取り方に関して話して行きたいと思います。
次のページのクライアント(発注者)の選び方と合わせてお読みください。

クラウドソーシングサイトの利用

WEB制作会社などに勤める形であれば、仕事というのは振ってもらえますが、フリーランスを選ぶのであれば基本的に自身で仕事を取りにいかなければなりません。

仕事を貰える人脈がないのであれば、いきつくのはクラウドソーシングサイトを利用する形です。

その他にもTwitterなどのSNSツールを使って仕事を手伝う、あるいは紹介してもらうという形もありますが、お互いの身元がわからない状態であったり、報酬面など含めしっかりした依頼内容・システムでなければトラブルになりやすいので、あやふやな状態で請けるのは絶対にやめた方がよいです。

その点、クラウドソーシングサイトでは手数料が発生しますが、トラブルがあってもある程度の保証はしてもらえるシステムなので直接取引よりは、発注者としても受注者としても安心です。

代表的なクラウドソーシングサイトといえば、CrowdWorksやLancersがあります。
その他にも「おすすめ クラウドソーシングサイト」と検索すれば比較まとめサイトなどに情報が載っていますので、興味がある方はお調べください。

基本的にはどのサービスもシステムは似たような感じです。
アカウント登録して、仕事を募集している人・企業に応募するという流れになります。

いくつかサイト登録をしてみて反応がよい、あるいは使いやすいと思ったサイトを使われるのがよいと思います。

ある程度学習をしたら積極的に応募

いままでの記事でも触れましたが、ある程度の理解が出来たらどんどん応募していきましょう。

正直、CrowdWorksやLancersはクラウドソーシングサービスの中では仕事の掲載量は多い方ですが、そうはいっても受注者の方が多いので争奪戦になります。
会員登録をしなくても仕事内容やその仕事にエントリーしている人を見ることは出来るので、1度見てみるとわかると思いますが1つの案件にかなりの人数がエントリーしており、HTMLとCSSの知識があれば出来そうな案件であれば最終的に3,40人、条件がよければ6,70人くらいエントリーが集まったりもします。

ただでさえ初めの頃は出来るコトが少なく応募出来る案件も少ないので、まず選ばれるために戦略の1つとして数を打たなければなりません。

知名度の落ちるクラウドソーシングサイトであれば、エントリーする人の数は少なくなりますが対する仕事があまりない印象です。
しかしタイミングがよければ採用される確率は高いので最初のうちはこまめにいくつかのサイトをチェックしておきましょう。

選ばれる確率を上げる方法

数を打つというのも1つの戦略ですが、ただ繰り返し受注させてくださいと淡々と応募するだけでは選んで貰うのは難しいです。

ではどうやって少しでも選ばれるようにしたらよいか?
実績なしの駆け出しWEBクリエイターが受注するには大きく4つのポイントがあります。

1つ目は安さで勝負

まずどれくらいで料金を提案したらよいかわからないと思います。

クラウドソーシングサイトでは基本的に予算が提示されているので、その中で考え提案はしていくのですが、ある程度自分の中でどれくらいの量をデザインあるいはコーディングするならこれくらいという費用感を決めておいた方がよいです。

どんぶり勘定を続けていくと後々大変になります。

相場自体が最初はわからないと思いますので検索で「WEBコーディング 相場」などと検索してみればまとめてくれているサイトが出てきますのでそれを参考にしたり、「WEBコーディング 費用」などと検索すればコーディング会社のHPが出てきますので、どれくらいで請けているモノなのか数社確認し、自身の基準にしていくとよいと思います。

話をクラウドソーシングサイト上の安さに戻しますが、あからさまに安いのは逆に印象が悪くなってしまうので、依頼内容の相場、あるいは提示が15,000円くらいなのであれば8000円くらいという感覚で提案してよいと思います。

クラウドソーシングサイトを利用する発注者さんの多くのは、質も重視はしたいけど、出来るだけ安く仕上げたいという方が利用されますので、単純に安いというのは効果的です。

2つ目は熱意で勝負

この2つ目は大変重要な部分になり駆け出し時期が終わってからも必要な部分です。

熱意と聞くと暑苦しい感じがするかもしれませんが、親身になってもらえてるとどれだけ相手に感じていただけるかがポイントです。
そしてその親身さが相手にとって頼もしいあるいは心地よいと感じられるモノでないといけません。

この辺は実際のところ感じ方は人それぞれ違うので相性による問題もあるのですが、自身の感覚とあうクライアントさんと仕事をした方が何かとスムーズに進みますので、自分らしさを出した提案をしていくコトはとても大事になります。

1つの募集には基本的に複数のエントリーがあるので、定型文で誰にでも送っているような文章や、他の応募者と同じような内容が届くよりは依頼内容のコトをしっかり考えていてかつ少し個性的な内容である方が目を惹きやすいです。

もちろん、毎回一字一句全文をキーボードで叩く必要はないです。
どうしても毎回重なる部分はあると思いますので、そういった部分はテンプレートにして問題はありません。

また熱意を伝えるといってもダラダラと長い文章を送ればいいというモノではありません。
自身の感覚がズレていたら問題ではありますが、基本的には自分だったらどういう人を選ぶかというコトをベースに組み立てるとよいと思います。

3つ目は速さで勝負

これは依頼が掲載されたらなるべく早くエントリーするというコトです。

これには先に挙げた1つ目と2つ目の要素も大きく関わってくるのですが、発注者さんの中には一定の割合で提案した金額が予算内であり、メッセージ(応募内容)の雰囲気が良いなと感じれば募集終了期限をまたずに即決で選んでくれる人がいます。

もちろん色んな方の提案をみてみたいという発注者さんもいらっしゃいますが、早くエントリーするコトで選ばれにくくなるというコトはありませんし、むしろ即決型の人もいるコトを考えればメリットしかありません。

ですので、学習や作業の合間になるべくサイトを覗いて、新しい依頼が募集されていないかチェックし自分に合った内容があれば応募者が少ないうちにエントリーをするコトで選ばれる確率があがります。

4つ目はポートフォリオの制作

いわゆる制作の実績です。
これは学習中などに制作した金銭の発生していない制作物で問題ありません。

各サイトの自身のプロフィール(MYページ)の部分に掲載する場所もありますが、サイト制作の練習にもなりますしレンタルサーバーを借りてWeb上でプロフィールサイトとして公開しておく方がよいです。

多くの募集案件の中の内容に今まで制作したモノを2.3点教えてください。
というようなコトが書かれていたりするので、4,5個は制作してプロフィールサイトにポートフォリオとして掲載しておきましょう。

Categories: